インプラント〜骨移植に関わる3つのこと〜

こんにちは。院長の長谷川博一です。
当院ではインプラント治療を行う際に骨移植を行う場合があります。
そこで、本日は骨移植についてお話し致します。

歯を失うと、失われた歯を取り囲む顎の骨の吸収が始まります。

それは歯がなくなると、周囲の骨を維持するための血流が減少するからです。最終的には、インプラント治療の際に必要とする骨が不足するため、骨の喪失はインプラントを用いた治療法を困難にする可能性があります。また、入れ歯の場合にも同様に時間の経過とともに、顎の骨が吸収され、入れ歯が合わなくなり使用することが難しくなることさえあります。

 

骨移植とは、吸収された骨を元の状態に戻し、失われた歯をインプラント治療で回復させることを可能とする方法です。

 

多くの人にとって、骨移植と聞くと、それだけで恐ろしい、不安と感じる方も多いかもしれません。
インプラントに対する不安に加えて、骨移植の不安もあるかもしれません。
その結果、インプラントを受けることに消極的になるかもしれません。しかしながら、実際のところ、インプラントや骨移植はそれほど恐ろしいものではありません。骨移植に関する以下の3つのことをお伝えしたいと思います。

 

その1:骨移植は治るまでに時間がかかり、痛い?

 

骨移植後当日は、患者様はご自宅で安静にする必要があります。しかし、その後は日々の生活に戻ることができます。約1週間後には通常どおりの生活が可能となります。痛みや不快感がある場合でも心配する必要はありません。多くの患者様は、この手術の後に鎮痛薬の追加を必要としません。

 

その2:インプラントするのにいつも骨移植が必要?

 

事前に適切な治療計画を建てることで、インプラントするのに骨移植が必要かどうか事前に判断します。患者様が骨移植を受けてインプラントを受ける必要がある場合、インプラントと骨移植とを同時にできるか、2回に分けてするかを決定します。ほとんどの場合、骨移植とインプラントは1回の手術で行うことができます。

 

その3:骨移植はインプラントのその後を左右する?

 

多くの患者さんが骨移植に対して恐れがあるので、多くのインプラント患者様は不安を示します。しかし、新しく機能的で美しい歯を手に入れ、そして、インプラントがダメになり(インプラント周囲炎など)取り除くことがないようにするには、十分な骨がある状態でインプラントをすることが重要です。そのため骨移植が必要なことは多いです。インプラント患者様は最終的に入れ歯が外れる心配なく、再び正常に噛むことができ、笑顔になります。インプラントは、Quality of Life(生活の質)を大幅に向上させることができ、歯を失った人にとっては素晴らしい選択肢です。

 

専門家からもっと学びましょう

 

骨移植に関する質問はまだありますか?私たちが専門的な立場からお助けします。みなさまが計画を立てる前に、骨移植が必要かどうか評価する必要があります。旭川一条通デンタルクリニックで骨移植とインプラントの詳細をお聞きになりたい際には、0166−23−2696までお電話ください。

旭川駅より徒歩10分の歯医者・歯科医院/旭川一条通デンタルクリニック/0166−23−2696旭川市1条通12丁目/一般歯科・審美歯科・小児歯科・ホワイトニング・矯正歯科・マタニティー歯科・予防歯科・顎関節症・インプラント・オールセラミック・インビザライン・親知らず・歯周病・歯槽膿漏・入れ歯・根管治療