入れ歯

入れ歯について

入れ歯は、取り外し可能なプラスチック(アクリル)またはプラスチックと金属の組み合わせで作られます。あるいは、従来のプラスチックより柔らかい柔軟な義歯を求めることもできます。

 

入れ歯の種類は?
●部分的な入れ歯/歯の一部を失った場合
●全体的な入れ歯/上顎または下顎の歯を全て失った場合

通常、入れ歯の製作には数回の来院が必要です。入れ歯は骨の吸収を加速させる傾向があり、経年的に不具合や不快感がましてきます。ですから3~5年ごとに入れ歯を交換することを推奨します。

新しい入れ歯ができたら?
入れ歯は患者様のお口に合わせてオーダーメードで設計されていますが、新しい入れ歯で食べたり話したりするのに慣れるまでには時間がかかります。 柔らかい食事で練習すると、慣れるまでの期間が短縮されます。
少しの不具合は、最初の数日または数週間の間は一般的です。次回に調整の際に、不快感のある箇所を記録しておくことをお勧めします。
どのように入れ歯をケアしたらいいですか?
入れ歯は食事の後に外して、表面や内面に付着した食物を洗い流してから再度使用しなければなりません。
これは歯や歯ぐきとの細菌の接触を減らすのに効果的です。 また、就寝前に入れ歯を取り外し、徹底的にブラッシングし、洗浄液の入った容器の中に保管します。 入れ歯の表面や金属部分をご自身で調整することは避けてください。形が歪んで入れ歯が口に合わないことがあります。
入れ歯の調整を必要とする際にはご依頼ください。
入れ歯はどれくらいで新しくするべきですか?
入れ歯は毎日使用され、ご自身の歯よりも速く摩耗します。 また、歯ぐきや歯も時間と共に変化します。
したがって、入れ歯はいったん歯ぐきや歯に合わないくなると新しくしなければなりません。総入れ歯をご使用の方は、歯ぐきが健康で、しっかりとフィットしていることを確認するために毎年歯科医院を訪れるべきです。 強く圧迫している入れ歯は、歯ぐきを刺激し、炎症を引き起こします。
新しい入れ歯は、古い入れ歯よりもお口の中の組織をより良くサポートすることができ、したがってより自然な笑顔になります。

 

インプラントオーバーデンチャーとは何ですか?

インプラントオーバーデンチャーとは、埋め込んだインプラントを支えにして着脱可能な入れ歯を固定させることをいいます。
患者様ご自身で着脱可能なロケーターを用いて固定する方法と、歯科医が着脱するものがあります。
通常、入れ歯は歯ぐきの上にのり、食べたり話したりする際にわずかに動きます。これらの動きを最小限に抑えるために、インプラントをあごの骨に外科的に配置して、入れ歯を止める支持ととして機能させることが可能になる画期的な治療方法です。入れ歯にお困りの方はインプラントを併用したインプラントオーバーデンチャーを一度ご検討してみてください。